よくあるご質問FAQ

顕微鏡用カメラの縦横比(アスペクト比)を変更したい

顕微鏡用カメラで撮影する画像、主に静止画について、縦横の比率を変更したいというご要望をいただくことがあります。

本記事では、縦横比(アスペクト比)の変更について、可否を含めて解説していきます。

撮影済の静止画の場合

既に撮影した画像ファイル(jpgファイル等)に関しては、一般的な画像ファイルと同じ扱いのため、画像加工ソフト・アプリを用いてサイズ変更やトリミングを行うことで、縦横比の変更が可能です。

Microstudioを使用する場合

Windows用制御ソフトウェアMicrostudioを使用する場合、他の画像加工ソフト等を用いて撮影済画像のサイズ変更・トリミングはもちろん可能です。ただし、Microstudioには撮影済画像のサイズ変更・トリミング機能はありません。

撮影前の段階で表示領域を限定し、あらかじめ縦横比を変更した状態での撮影は、ROI(対象領域)機能を使用することで可能です。ROI(対象領域)機能については、以下取扱説明書をご参照ください。

Spectmanを使用する場合

Spectman(forWindows・Macおよびモバイル用アプリ)の場合、撮影済画像・撮影前に関わらず、サイズ変更・トリミング機能は備わっておりません。

FLOYDシリーズHDMIモードの場合

HDMIデジタルカメラFLOYD-200・HDMI・EthernetデジタルカメラFLOYD-2A・マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4KのHDMIモードの場合、撮影済画像・撮影前に関わらず、サイズ変更・トリミング機能は備わっておりません。