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HDMIデジタルカメラFLOYD-100メニュー

本記事ではHDMIデジタルカメラFLOYD-100の画面表示メニューについて解説していきます。

コントロールパネル(画面右側に表示)

出荷時の状態では、カメラを起動すると画面右側にコントロールパネルが表示されます。

  • 自動露出(A):チェックONの状態では、画面の輝度を自動的に検出し、露出時間を調整します。
  • 露出補正(B):自動露出設定時の目標輝度を調整します。露出補正が高いと明るく、低いと暗くなります。
  • 露出時間(C):撮影時の露出時間が表示されます。自動露出のチェックを外した状態(マニュアル露出)の場合、スライダーで露出時間の調整が可能です。
  • ゲイン(D):映像信号の出力を調整します。ゲインが高いと撮影像は明るくなりますが、併せてノイズも増幅されます。
  • RGB(E):Red・Blueの値を調整し、撮影像の色味を調整します。
    ※Greenの値は固定です。
  • ホワイトバランス(F):プレビュー像を基準に、ホワイトバランスを取得します。
    ※ホワイトバランスの指定エリアがモニタ上では白に見えていても、実際には非常に僅かに色が付いている場合があります。このような場合は、正常にホワイトバランスが取得できません。
    標本を取り除き、照明光のみの状態(落斜照明の場合は白い紙などを設置した状態)でのホワイトバランス取得を推奨します。
  • シャープネス(G):撮影像の鮮鋭度を調整します。
  • ノイズ除去(H):発生したノイズを除去します。
  • 彩度(I):撮影像の彩度を調整します。
  • ガンマ(J):撮影像の中間色を調整します。
  • コントラスト(K):撮影像のコントラストの強弱を調整します。
  • フリッカーレス(L):顕微鏡の照明光のパルス信号(明滅)とカメラの露出時間が同期してしまった場合、画面上に横縞(モアレ)やフリッカーが生じる場合があります。
    上記のような症状が生じる場合、環境に合わせて以下の項目を選択してください。
    DC:フリッカー等が生じていない場合(直流電源を使用している場合)に選択します。
    AC(50Hz):東日本にて交流電源使用、フリッカー等が生じている場合に選択します。選択している状態では、50Hz信号と同期しない露出時間に自動的に調整されます。
    AC(60Hz):西日本にて交流電源使用、フリッカー等が生じている場合に選択します。選択している状態では、60Hz信号と同期しない露出時間に自動的に調整されます。
  • 初期設定(M):設定を出荷時の状態に戻します。

ツールバー(画面下部に表示)

マウスを画面下端に移動させると、画面下部にツールバーが表示されます。

  • 静止画撮影(A):アイコンをクリックした際のプレビュー像をキャプチャします。
  • 拡大(B):プレビュー像をデジタルズームにて拡大します。
  • 縮小(C):拡大した状態から縮小します。
    ※初期状態からの縮小は出来ません。
  • 上下反転(D):プレビュー像を上下反転します。
  • 左右反転(E):プレビュー像を左右反転します。
  • フリーズ(F):プレビュー像を一時停止します。
  • グリッド(G):プレビュー像上に罫線(グリッド)を表示します。
  • グリッドは色・サイズ・位置等が調整可能です。
  • コントロールパネル(H):コントロールパネルを表示します。
  • 製品情報(I):製品のバージョン情報等を表示します。