顕微鏡用カメラの静止画・動画データ保存先
顕微鏡カメラを使用した際の撮影データ保存先についてよくお問い合わせをいただくため、簡単に解説していきます。
HDMIデジタルカメラFLOYD-200の撮影データ保存先
HDMIデジタルカメラFLOYD-200はHDMI専用機種のため、撮影データの保存先はカメラ本体に挿入したSDカードのみです。
パソコン等のストレージを保存先に設定することは出来ないため、パソコンでデータ管理を行う場合、撮影データを保存したSDカードをパソコンに接続し、データ移行を行う必要があります。
HDMI・EthernetデジタルカメラFLOYD-2Aの撮影データ保存先
HDMI・EthernetデジタルカメラFLOYD-2Aの場合、接続インターフェースにより保存先が異なります。
HDMI接続:SDカードのみ
HDMIモニタと接続して使用する場合は、前述のHDMIデジタルカメラFLOYD-200と同様にSDカードが保存先となります。データ管理のみパソコンで行う場合は、同じくSDカードでのデータ移行が必要です。
スマートフォン・タブレットとのWi-Fi接続:端末のストレージ
無線LANルータを介したWi-Fi接続にてタブレット・スマートフォンに接続する場合、使用するタブレット・スマートフォンの写真ストレージが保存先となります。
iCloud等、クラウドストレージへの保存については、カメラロールの同期等、スマートフォン・タブレットぐぁの設定をご確認ください。
パソコン接続:パソコンの任意フォルダ
Ethernet・Wi-Fiによるパソコン接続の場合、後述するUSBカメラWRAYCAMシリーズと同じくパソコンのストレージが保存先として選択可能です。保存時にダイアログを表示させつつ保存先を任意に選択したり、あらかじめ設定した保存先フォルダにクイック保存することも可能です。
なお、HDMI接続以外の場合、カメラ本体のSDカードを保存先に設定することは出来ません。
マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4Kの撮影データ保存先
マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4Kも、HDMI・EthernetデジタルカメラFLOYD-2Aと同様に接続インターフェースによって、また同じインターフェースでも選択したモードにより撮影データ保存先が異なります。
HDMI接続:SDカード・USBフラッシュメモリ
マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4KのHDMI接続は2つのモードがあり、USB3.0ポートを外部機器(パソコン等)接続に用いるUSBデバイスモード、USB3.0ポートをUSBフラッシュメモリ用に用いるUSBホストモードから選択できます。
USBデバイスモードではSDカードのみ、USBホストモードではSDカードのほかUSB3.0ポートに接続したUSBメモリを保存先として選択可能です。
スマートフォン・タブレットとのWi-Fi接続:端末のストレージ
無線LANルータを介したWi-Fi接続にてタブレット・スマートフォンに接続する場合、使用するタブレット・スマートフォンのカメラロール等、写真・画像用ストレージが保存先となります。
パソコン接続:パソコンの任意フォルダ
Ethernet・Wi-Fi、およびUSB3.0(USBデバイスモードのみ)によるパソコン接続の場合、後述するUSBカメラWRAYCAMシリーズと同じく、パソコンの任意フォルダが保存先として選択可能です。保存時にダイアログを表示させつつ保存先を任意に選択したり、あらかじめ設定した保存先フォルダにクイック保存することも可能です。
なお、HDMI接続以外の場合、カメラ本体のSDカードやUSBメモリを保存先に設定することは出来ません。
USBカメラWRAYCAMシリーズの場合
USBカメラWRAYCAMシリーズはいずれもパソコン接続専用機種であるため、保存先はパソコンのストレージが対象となります。
任意のフォルダを事前に設定しておくクイック保存のほか、一般的な画像管理ソフトウェア同様に「名前を付けて保存」にて任意のフォルダを保存時に選択することも可能です。