顕微鏡用カメラでの録画時間上限について
WRAYMERの顕微鏡用デジタルカメラは、いずれの機種も静止画・動画両方の撮影に対応しています。
ここで、過去に顕微鏡用カメラやCCDカメラ、または一般的なカメラ等を用いて動画撮影を行った方は「動画の録画時間制限・容量制限」が気になることもあると思います。
本記事では、WRAYMERの顕微鏡用カメラ使用時の録画時間の制限について解説していきます。
現在は拡張子による録画制限時間は特に無い
まず結論からということになりますが、現在は特に拡張子や録画ファイル種による録画時間の上限・制限は特に設けられていません(ただし、HDMIデジタルカメラFLOYD-200のみ1ファイルの容量上限が4GBとなっております)。
現在も動画ファイルの拡張子として存在する.aviの場合、過去の規格であるAvi1.0では最大2GBの容量制限があり、それに伴い1ファイルの録画時間の上限が存在していましたが、現行モデルではAvi2.0を採用しており、特に容量制限はありません。
実質的な容量上限はストレージ容量に依存する
前述したHDMIデジタルカメラFLOYD-200は1ファイルあたり4GBという制限はありますが、さらに長時間録画し続けること自体は可能です(容量上限を超えた場合、2つ目のファイルが作成されるため、前後のファイルの境目は録画ができない時間が生じます)。
実質的な上限はストレージの容量となり、パソコンを使用する場合は保存先のHDD・SSDの空き容量、HDMIカメラの場合は使用するSDカード(FLOYD-4Kの場合はUSBメモリ含む)の空き容量が実質的な上限ということになり舞うs。
動画容量は撮影する対象物や変化の大小により増減する
ストレージ空き容量に対し、事前にどの程度の時間録画可能かというご質問をいただくことがありますが、動画容量はカメラの解像度のほか対象物の色味や変化・動きの大小、設定したビットレートにより異なるため、一概に回答することはできません。
長時間撮影の可否を予測されたい場合、まずは同じ条件で短時間の撮影を行い、そこから容量を推測して本番に臨むと良いでしょう。