顕微鏡用カメラソフトウェアでの計測
顕微鏡用カメラソフトウェアでの計測を行う場合も、接眼ミクロメーターでの計測の際と同じように、既知の長さのものを用いた較正(キャリブレーション)は必要となります。
較正に関しては取扱説明書やチュートリアル動画等、複数のコンテンツにて解説しておりますので、併せてご覧くださいませ。
顕微鏡用カメラソフトウェアでの計測
顕微鏡用カメラソフトウェアでの計測について、すべてを例示するとボリュームが大きくなりすぎるため、ここでは代表的な計測機能について紹介していきます。
※MicroStudioでの使用方法を紹介しておりますので、Spectmanでは若干操作が異なることがあります。
2点間計測
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撮影像の任意の箇所を2ヵ所クリックすることで、その距離が計測できます。
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1点目のクリックの後、垂直に線を引きたい場合はShift、水平に線を引きたい場合はCtrlを押しながらマウスを操作してください。
楕円計測
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楕円の半径・直径・面積・周囲長を計測できる機能です。2点・3点・5点をクリックして円を生成します。正円が必要な場合は別で「円」がありますので、そちらをご利用ください。
多角形計測
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複雑な形状の標本計測に適した機能です。周囲長だけでなく、面積も同時に計測できます。
角をクリックしながら成型する多点間方式と、フリーハンドが選べます。多点間・フリーハンドともに、計測したい形状が完成したら、右クリックで完了します。
角度計測
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角が存在する場合に使用する3点角のほか、仮定の角を基準に角度計測可能な4点角が選べます。
スケールバー挿入
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顕微鏡写真に多用される、スケールバーの挿入が可能です。