MicroStudioの使用中に問題が生じた場合(レイマーにお問い合わせいただく場合)
顕微鏡用USBカメラWRAYCAMシリーズや、マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4K等をWindows用制御ソフトウェアMicroStudioにて利用している際、機能が正常に動作しない、フリーズする、ソフトウェアが強制終了してしまうといった問題が生じることがあります。
このような場合は、レイマーまでお問い合わせいただき、解決までご案内させていただくことになりますが、その際にはお客様のご使用環境(使用中のカメラ情報・ソフトウェアのバージョン・パソコンのスペック等)が必要となります。
お客様によってはそれぞれの情報を個別にご確認いただくことも可能かと存じますが、それほどパソコンのご利用に詳しくない場合、情報取得が難しいことも考えられます。
そのため、MicroStudioにはこのような状況になった際に簡単に必要情報が得られる診断機能がありますので、その使用方法について解説していきます。
MicroStudio 診断機能
診断機能の利用は非常に簡単で、画面上部のメニューバー右端にある「この製品について」をクリックし、プルダウンメニューから「診断」を選ぶだけです。
診断をクリックすると情報が一覧で表示されますが、ここで注意していただきたいことがあります。
診断情報が得られるのは接続・使用中の機器のみ
診断機能はクリックした時点で自動的に情報を取得しますが、このときに取得できるのは「現在接続かつ使用している機器」に限られます。
そのため、例えばカメラを接続せずにMicroStudioを起動している場合や、接続はしているがカメラを起動させていない(プレビューを開始していない)場合、診断結果は以下のようになります。
このように、パソコンの情報やソフトウェアのバージョン情報は取得できていますが、カメラハードウェアに関する情報は一切含まれておりません。
上記情報だけでも問題解決の一助となる場合もありますが、多くの場合は情報が不足してしまうため、診断を行う際はカメラの接続およびプレビューを開始した状態で行うようにしてください。
カメラ接続・使用中であれば、診断結果は以下のようになります。
診断情報を送信する
診断機能はあくまでも情報取得のみであり、診断をしただけではレイマーに情報送信されることはありません。
お問い合わせの際の情報としてレイマーに診断情報を通知・共有される場合、診断画面の「コピー」をクリックして診断情報をクリップボードにコピーし、テキストファイルもしくはメール本文にペーストしてお送りください。
メモ帳にペーストした場合、以下のようになります。
詳細な診断情報をいただくことで、問題がスムーズに解決する可能性が高くなります。
お客様のご協力をお願い申し上げます。