USBカメラWRAYCAMで使用するUSBケーブルについて

USBカメラWRAYCAMには、長さ1.5mのUSB3.0ケーブルが標準付属しておりますが、ご使用環境によってはより長いUSBケーブルの使用や、延長ケーブル等の使用可否についてお問い合わせをいただくことがあります。

USBケーブル長に制限は無いが、長いものは信号減衰の可能性あり

USBカメラWRAYCAMにおいて、使用できるUSBケーブルやアダプタに制限を設けていることはありませんが、一般的なUSBケーブル・USB機器の仕様として、長さ5mを超えるUSBケーブルを使用した場合は信号の減衰が生じる可能性があり、これにより動作が不安定になる等、動作不良の原因となることがあるようです。

この問題は、信号増幅装置（リピーター）が備わったリピーターケーブルと呼ばれるUSBケーブルを使用することで解消できる場合があります。動作の保証をするものではありませんが、どうしても顕微鏡からパソコンを離して使用せざるを得ないような場合、こういった製品をご検討ください。

USBハブ使用時の電力不足に注意

USBハブ等を使用する場合は、他機器と同時に接続していることで電力不足が起こることがあります（USBカメラWRAYCAMはUSBバスパワーのため、USBポートから給電しています）。USBハブ自体に電力供給が可能なタイプの製品を用いることで、このような問題が解消される場合があるようです。お困りの際はご検討ください。

動作保証は標準付属品使用時のみ

レイマーでの動作保証は、標準付属品のUSBケーブルにてカメラとパソコンを直接接続した場合を対象としているため、市販のUSBケーブルを使用した場合は対象外となります。
対象外＝動作しないというものではないため、基本的には問題なくご使用いただけるケースがほとんどと考えますが、動作不良が生じた場合には標準付属のUSBケーブルを使用してお試しください（市販USBケーブルやアダプタ等が動作不良の原因となっていた場合、弊社では対応が出来ないため）。