カメラ制御ソフトの使用におけるWindowsのエディション選択について
現行のUSBカメラWRAYCAMシリーズ・FLOYDシリーズをパソコンで使用する際、標準付属するソフトウェア(Microstudio・Spectman)をご利用いただくことがほとんどです(SDKを用いてのカスタマイズソフトウェアや、プラグイン経由での他ソフトウェア使用の場合を除く)。
Microstudio・Spectmanにはそれぞれ推奨動作環境を設けており、推奨動作環境には当然ながら対応OSも指定があります。
この対応OSについて、Windows10・Windows11といったOSバージョンのみ指定をしておりますが、稀にWindowsのエディションについて対応可否のお問い合わせをいただくことがあります。
Windowsのエディションとは
Windows10やWindows11には、HomeやProといった複数のエディションが存在します。
各エディションの主な特徴は以下のとおりです。
Homeエディション
もっとも一般的でスタンダードなエディションです。通常のWindows機能は問題なく使用できます。
Proエディション
ビジネス向け、かつ小規模での利用に適したエディションです。個人での使用も可能です。
Homeと同じく基本的な機能に加え、リモートデスクトップ等の追加機能が使用できます。
Enterpriseエディション
ビジネス向けですが、単体での購入ができないエディションのため、企業での一括購入のみになります。大企業等、管理するPCの数が膨大になるような環境向けです。
Proの機能を含め、Windowsの全ての機能が使用可能です。
Educationエディション
教育機関のみが導入可能なエディションです。
Enterpriseと同じく、Windowsの全ての機能が使用可能です。
Microstudio・Spectmanのエディション対応について
Microstudio・Spectmanにおいては、OSのバージョンにのみ指定があるだけで、とくにエディションについては要件に含まれていません。そのため、Windows7以降のOSであれば、HomeでもEnterpriseでも同様にご利用いただけますので、ご検討の際はOSのバージョンにのみご留意ください。