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顕微鏡用カメラ接続時のUSBケーブル長さの上限

USBカメラWRAYCAMシリーズ等を使用する場合、パソコンとUSBケーブルにて接続します。

レイマーの推奨動作環境としては、標準付属している1.5mのUSBケーブルを使用することを前提としていますが、ご使用環境によってはより長いUSBケーブルを使用されることもあると思います。

このような場合に、どの程度の長さのUSBケーブルを使用すればいいのか、といったお問い合わせをよくいただくため、本記事ではUSBカメラWRAYCAMシリーズ等接続時のUSBケーブル長さの上限・目安について解説します。

一般的に信号が安定するUSBケーブルの長さ上限は5m

まず前提として、USBカメラWRAYCAMシリーズは標準付属のUSBケーブルを使用した場合にのみ動作を保証しております。そのため、長さに関わらず、標準付属品以外のUSBケーブルに関しては、仕様の可否や推奨の程度をお答えすることはできませんので、あらかじめご了承ください。

そのうえで長さをどの程度まで伸ばせるか、という点ですが、USBケーブルは一般的に長さ5mを超えると信号の減衰が起こり得ると言われています。従って、USBカメラWRAYCAMシリーズに用いる場合も、同じく5mが異種の上限と考えてよいでしょう。

5m超のUSBケーブルを使用する場合はリピーター(信号増幅器)を備えたものを

5mの範囲内に接続先のパソコンがある場合は特に問題ないですが、より離れた位置にあるパソコンに接続する必要がある場合、5m以上に延伸せざるを得ないことも考えられます。

そのような場合は、より長いUSBケーブルや延長ケーブル等にリピーター(信号増幅器)が備わったものをご検討いただければ、信号減衰の問題が生じづらいかと思います。ご参考いただけますと幸いです。

ただし、リピーターには通常電源が必要となり、またリピーターを使用することで長尺USBケーブルが確実に使用できることを保証するものではありませんので、あらかじめご留意ください。