よくあるご質問FAQ

タブレット・スマートフォンでの顕微鏡用カメラ利用

レイマーでは複数の顕微鏡用カメラを取り扱っております。
顕微鏡用カメラ機種ごとに対応可能なインターフェースがあり、映像の出力先の希望に合わせて選定を行う必要があります。

タブレット・スマートフォンで使用できる機種

現行のモデルの場合、タブレット・スマートフォンに接続し、映像の出力等が可能なカメラは以下の2機種のみです。

  • マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4K
  • HDMI・EthernetデジタルカメラFLOYD-2A

USBカメラWRAYCAMシリーズは、すべて「パソコンとのUSB接続」専用となっており、またパソコンOS(WindowsOS・MacOS)用のソフトウェアにて制御する必要があるため、一般的なタブレット・スマートフォンでは動作いたしません。ご注意ください。

1. 接続方法

タブレット・スマートフォンとの接続はWi-Fiによる無線接続のみ対応しています。マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4K・HDMI・EthernetデジタルカメラFLOYD-2AともにUSBポートを備えていますが、タブレットとの有線接続には対応していません。
また、Wi-Fi接続を行う場合、カメラをWi-Fiルータに接続し、ルータを介してタブレット・スマートフォンに接続する必要があります。カメラ本体のみでは無線接続はできませんので、あらかじめご了承ください。

2. 制御アプリ

専用の制御アプリ(Spectman for iOS/Spectman for Android)を用意しております。いずれもAppStoreおよびGooglePlayより無償ダウンロードいただけます。
アプリの使用方法は、以下取扱説明書をご参照ください。

※Surface等のWindowsOS 2in1モデルの場合、タブレットとして利用できるWindowsOSという扱いになります。おそらくWindowsOS用のソフトウェアにてカメラの制御が可能かと考えますが、弊社では当該機種での動作検証を行っておりません。

例外的な使用方法

タブレット・スマートフォンに接続しての制御ではなく、「タブレット・スマートフォンで映像を確認する」というだけであれば、パソコンの画面をタブレット・スマートフォンに共有することで可能な場合があります。
弊社のソフトウェアではないため詳細の案内は差し控えますが、タブレット・スマートフォンをサブモニタ化するようなアプリケーション・WEBサービスは複数あるようですので、メインの操作は顕微鏡近くに設置したパソコンで行い、情報の共有のみタブレットで画面を見ながら行うといったことを考えられている場合は、お調べいただいても良いかと思います。