修理ご依頼品の梱包・送付時のご注意点

ご購入いただいた製品の不良・不調等が生じた場合、弊社ではお電話・メールでのサポートのほか、製品を弊社でお預かりしての修理対応を承っております。
ご購入後の保証期間および修理対応についての規定は、以下弊社ホームページのご利用ガイドをご参照ください。

製品ご送付時にご注意いただきたい点

修理をご依頼いただく際には、製品を弊社までお送りいただくことになりますが、その際は以下のような点にご注意・ご留意ください。

お送りいただきたいもの

修理対応自体は弊社に製品をお送りいただければ概ね可能ですが、製品をお預かりしてから状態を確認し、修理が必要な個所を推定・特定いたします。

例えば照明点灯不良のような理由でのご依頼の場合、LED光源部だけでなく、関連するもの（本体内部の電子基板・照明コントロールユニット・電源ケーブル/ACアダプタ等）をすべてお送りいただく必要があります。

仮にACアダプタが不足していた場合でも、弊社保有のACアダプタで点検は実施いたしますが、万が一お客様のACアダプタが原因になっている可能性がある場合（お預かりした部材だけでは症状が再現しない場合等）、修理の実施ができずに返却となることもあります。

お手元で保管いただきたいもの

反対に、修理ご依頼時に弊社にお送りいただかず、お手元で保管いただきたいものもあります。

前述したような照明部の問題である場合、接眼レンズや対物レンズといった光学部品は修理・点検を行う必要はありません。

もちろん、併せて点検をご希望の場合はお送りいただいても構いませんが、万が一輸送中にレンズが割れるといった追加の問題が生じた場合、弊社ではそれが輸送中の破損であるかどうかが判断できないため、追加の修理・交換対象として修理見積に計上することになります。

特に問題が生じておらず、主となる修理依頼に関連しない部品（かつお客様にて簡単に取り外せるもの）に関しては、お手元で保管いただくことをおすすめいたします。

※修理のご依頼をいただいた際には、都度お送りいただきたいものを弊社担当者よりお知らせしておりますので、お電話・メールでの対応内容をご確認ください。

梱包について

弊社に製品をお送りいただく際、基本的にはご購入時の梱包材（段ボール・発泡スチロールケース等）をそのまま使用いただければ結構です。

ご購入後期間が経過し、ご購入当初の梱包材を破棄されている場合は、お送りいただく製品よりも一回り程度大きい段ボールに緩衝材を入れ、製品が段ボールの内壁に直接触れないようにして梱包してください。また、梱包材が不足していると、輸送時の振動により段ボール内部で製品が大きく動き、予期せぬ破損につながる恐れもありますのでご注意ください。

レンズ類や顕微鏡の鏡筒部、カメラのセンサー面等は、光学的に非常に重要な箇所であり、異物の迷入や汚損により観察像に影響が出る可能性があります。商品付属の鏡筒キャップを使用したり、小さなビニール袋等で密封する等、塵や異物が入らないようにご注意ください。

梱包内容の記録を推奨します

また、修理品の返却後、稀に弊社までお送りいただいたはずのものが不足している、といったご指摘をいただくことがあります。

弊社ではお送りいただいた製品の受領時に受領内容を記録しており、お預かりしたものは全てお返ししておりますが、このような行き違いを避けるため、弊社までお送りいただいた同梱物はお客様にて記録いただく等、ご対応いただけますと幸いです。

※修理対象となった不良部品（電子基板を交換した場合等）は、弊社の修理規定にもあるとおり、原則として弊社にて破棄しております。併せてご了承ください。