コツやテクニックについてTIPS

アダプタリテーナ・変換アダプタ取外し時の注意点

WRAYMERでは、取付径が23.2mmの「Cマウントアダプタユニバーサルタイプ」や「顕微鏡用スマートフォンアダプタASP880」等を取り扱っておりますが、これらのアダプタをΦ23.2mm以外の直筒部(Φ30mm・Φ30.5mm)に取り付ける際に利用する変換アダプタ(30mm変換アダプタCA300・30.5mm変換アダプタCA305)や、Cマウントアダプタユニバーサルタイプ使用時にカメラをよりしっかりと固定し、回転を防止するための補助器具(アダプタリテーナJON28・JON34)を用意しています。

これらの器具を使用し取り外す際に、誤ってアダプタに傷をつけてしまったり、通常取り外さない箇所を外してしまってパーツ・レンズをバラバラにしてしまう、紛失してしまうといったことが起こっているようです。

本記事では、これらの変換アダプタ・補助器具の使用後、取り外しの際の注意点をお知らせします。

固定ネジを締めこんだまま無理にアダプタを外さない

アダプタリテーナJONシリーズ・変換アダプタCAシリーズは、内部に挿入したアダプタに対し、側面にある固定ネジ(イモネジ)を付属の六角レンチで締めこんで固定し、顕微鏡に装着する仕様となっています。

アダプタの使用後や、取付径の異なる顕微鏡にカメラを載せ替える際等、変換アダプタやアダプタリテーナを取り外すことがありますが、このときにネジを締めこんだまま内部のアダプタを引き抜こうとすると、アダプタ側に傷がついてしまいます。

また、内部に挿入されたアダプタは複数のパーツ・レンズで構成されていることが多く、変換アダプタ等の固定ネジが締めこまれた状態のまま取り外しができる箇所を動かしてしまうと、内部のレンズが落下して汚れ・傷がついてしまったり、紛失の恐れが生じます。また、レンズが外れるようなことが無かったとしても、通常分解しない箇所であるため、光学的な悪影響が生じる可能性もあり、絶対に避けるよぅにしてください。

変換アダプタ等の使用後・取り外しの際は、付属の六角レンチを使ってネジを緩め、必ず変換アダプタ・アダプタリテーナを取り外すようにしてください。

変換アダプタの固定ネジ(1か所)

アダプタリテーナの固定ネジ(上下3か所ずつ)

変換アダプタからアダプタ類を引き抜きます

パーツを汚破損・紛失してしまった場合

パーツに傷がついてしまった場合、基本的には対処はできません。使用に影響のない程度であれば使い続けても問題ありませんが、外装が削れたアダプタをそのまま使用すると、削れた箇所の塗料や金属の粉末・粒子が使用中に顕微鏡側に迷入してしまう恐れがあり、将来的に光学的な悪影響を及ぼす可能性がありますので、じゅうぶんにご留意ください。

レンズやパーツの紛失については、一部の部材のみの補填は基本的に出来ないものとお考えください。Cマウントアダプタユニバーサルタイプや接眼レンズ等、複数レンズで構成される製品は、レンズや環状パーツ等、一部が不足するだけで正常に使用できなくなります。

パーツは全て揃っているが組み立て方が分からないといった場合、あいにくレイマーでは図面提供を含めて、通常分解しない部品に対して組み立て方の案内は行っておりません。分解からの再組み立ての場合、すべてレイマーにて製品をお預かりしての優勝対応となります。
詳しくは以下修理規定をご参照ください。

また、お預かりした際の状態によっては、再組み立てを行ったとしても使用が難しい場合もあります(分解された際にレンズが破損した場合等)ので、本記事のご留意事項を踏まえ、機器を正しくお使いいただきますようお願いいたします。