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FLOYDシリーズ本体と11.6インチ型HDMIワイドLCDモニタJE116Gの固定方法

マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4K・HDMI・EthernetデジタルカメラFLOYD-2A・HDMIデジタルカメラFLOYD-200はHDMIモニタに接続してリアルタイムプレビューや撮影を行える顕微鏡用カメラです。

映像出力先のモニタとして、一般的なテレビモニタやパソコン用モニタ(いずれも各カメラ機種の映像信号に対応したもの)をご利用いただけますが、レイマーでも小型のモニタ(11.6インチ型HDMIワイドLCDモニタJE116G)を取り扱っております。

当該モニタは付属のアタッチメントによってカメラ本体に個体可能で、固定することで顕微鏡・カメラ・モニタが一体型のデジタル顕微鏡のように運用でき、省スペースでの設置ができるなどメリットがあります。

本記事では、モニタ固定用アタッチメント等の使用方法について解説していきます。

固定用アタッチメントはモニタ・FLOYDに付属

FLOYDとモニタの固定は、モニタ背面の受け側パーツ・モニタ付属の固定用パーツ・FLOYD本体の三脚ネジ穴を利用します。

FLOYDの三脚ネジについて、HDMIデジタルカメラFLOYD-200は本体ケースに存在し、マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4K・HDMI・EthernetデジタルカメラFLOYD-2Aの2機種は三脚穴を敷設するためのマウントパーツが付属しておりますので、それを併用します。

11.6インチ型HDMIワイドLCDモニタJE116G付属カメラ固定用アタッチメント
FLOYD-4K・FLOYD-2A付属三脚マウントパーツ

1. FLOYD本体に三脚穴マウントパーツを装着する(FLOYD-200は不要)

まずはマルチインターフェース4KカメラFLOYD-4K・HDMI・EthernetデジタルカメラFLOYD-2Aに付属している三脚穴マウントパーツをカメラ本体に取り付けます。HDMIデジタルカメラFLOYD-200は既存の三脚穴があるため、この作業は不要です。

カメラ本体側面にある2か所のネジ穴に、マウントパーツの穴を合わせ、付属のCSネジで取り付けます。このとき、マウントパーツの形状がケースの形状と合う向きで取り付けてください。

2. モニタ固定用パーツ(コネクタ)をモニタ背面に取り付ける

11.6インチ型HDMIワイドLCDモニタJE116G付属のモニタ固定用パーツの差し込みバックル部分を、モニタ背面にある受け側パーツに取り付けます。

なお、モニタ固定用パーツはコネクタ受け側パーツの下方からも挿し込み可能ですが、この場合はモニタの位置がやや下方に下がり、顕微鏡の構造(双眼鏡筒と三眼鏡筒の位置関係)によっては、双眼鏡筒にモニタが接触・干渉することがあります。

下から挿し込んだ場合

3. モニタ固定用パーツ(コネクタ)を三脚ネジ穴に取り付ける

モニタ固定用パーツを、三脚ネジ穴に取り付けます。手回しで装着可能ですが、よりしっかりと締めこむ際はマイナスドライバを使用してください。

手回しでの締め込み
マイナスドライバでの締め込み

ACアダプタやHDMIケーブル等

11.6インチ型HDMIワイドLCDモニタJE116G付属品

FLOYDシリーズのカメラ本体を11.6インチ型HDMIワイドLCDモニタJE116Gに接続する際、電源用のACアダプタや映像出力用のHDMIケーブルが複数ありますが、モニタとカメラを固定した状態で利用される場合は以下のように接続いただくとケーブルの取り回し等がスマートです。

モニタの向きを調整する

モニタ固定用パーツはティルティング機能が備わっており、側面のネジを締めこむことで任意の角度で固定可能です。