眼科手術練習用顕微鏡CSPシリーズの組み立て
眼科手術練習用顕微鏡として販売している、CSP-964B/CSP-964F/CSP-975BCの組み立てについて解説します。
1. 顕微鏡の組み立て
顕微鏡の組み立てについては、以下の取扱説明書をご参照ください。
※上記の取扱説明書は、顕微鏡本体および製品保証書に貼付のQRコードからもアクセスいただけます。
2. スタンドの組み立て
各製品付属の顕微鏡スタンドを組み立てます。
2-1. ブームスタンドB10(CSP-964B/CSP-964/CSP-975BC)
ブームスタンドB10は、以下取扱説明書を参考にして組み立ててください。
2-2. アームスタンドF12(CSP-964F)
アームスタンドF12は、以下取扱説明書を参考にして組み立ててください。
3. 顕微鏡とスタンドの取り付け
顕微鏡本体をフォーカスマウント部に差し込みます。
側面の鏡筒固定ネジを締めこんで固定します。
固定ネジは前方と左右の3か所のどこに取り付けても問題ありません。
4. 照明(シングルスポットライトSLS40)の取り付け
SLS40の光源部をフォーカスアームに取り付けます。ステー部がフォーカスアーム側面のネジ穴外側に重なるように持ち、付属の手回しネジ・透明ワッシャを使用して固定します。
付属のケーブルホルダにDC延長ケーブルを引っかけるように差し込み、DC延長ケーブルと光源部のDCジャックを接続します。
ケーブルホルダはピラーの上部に取り付けます。
ブームスタンドB10タイプのCSP-964B、975BCの場合、フォーカスアームのチルトアーバ部に取り付けてることもできます。ブームを手前に伸ばして使用する場合は、ベース直上のピラー部にケーブルホルダを装着すると光源部までのケーブルの長さが不足するため、こちらのほうが良いでしょう。
※アームスタンドF12タイプのCSP-964Fの場合、ケーブルホルダは使用しません。照明のケーブルは、F12のアーム部の黒色部を取り外し、内部を通すようにして始末します。
DC延長ケーブルの先を、コントロールユニットの「LED」と印にされたDCジャックに接続し、他方のジャック(DC5V)には付属のACアダプタを接続し、家庭用コンセントより給電します。
5. 補助対物レンズLA04の取り付け
顕微鏡の対物筒下端に、ねじ込むように接続します。
付属品のリングライトアダプタRP48を併用することで、別売のリングライトの取り付けも可能となりますが、特に必要が無ければリングライトアダプタの取り付けは不要です。
6. 水受けバットの設置
水受けバットは鏡筒の直下に設置して使用します(バット底面には滑り止めゴム脚が装着されています)。
7. 完成
以上で組み立て完了です。